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患者さまがリラックスできるよう、
痛みの少ない歯科治療を
幼いお子さまもご年配の方も、笑顔でお帰りいただくのが私の願いです。そのため、麻酔注射の方法を工夫することを始めとして、できるだけ痛みを伴わずに処置を進めるよう努めています。ご心配なさらず、リラックスして治療を受けてください。
患者としての経験を通し、身体の健康との関連を意識するように
私の診療のモットーは、良い状態が長持ちするようにしっかり治療することです。そして、よく噛んで過ごしていただきたいと思います。お口を健康に保ちよく噛めるようにすることが、全身の健康にもつながると考えているからです。
実は、私自身も歯の状態が優れているとは言えません。一人の患者として知り合いの歯科医師から治療を受けることにより、良い噛み合わせでしっかりと噛める喜びを実感しました。そこから、全身の健康や生活の質への影響を感じ取ったのです。
総入れ歯や詰め物・被せ物を使った治療に力を入れています
こうした治療について力を入れて学んできましたし、今も学び続けています。むし歯・歯周病の治療や予防ももちろん大切なのですが、最終目標は「お口が機能する」ことだからです。機能とは、噛むことにほかなりません。入れ歯や詰め物・被せ物は、噛むことにおいて重要な役割を果たします。
問題があってよく噛めない方にも、リハビリテーションを重ねることで本来の噛み合わせを取り戻していただきたいと思います。
本来の噛み合わせを取り戻していただくため、より良い治療を
今後力を入れていきたい分野も、やはり噛み合わせ治療ですね。噛み合わせを改善するには、様々な方法があります。入れ歯はもちろん、インプラントもその一つです。より良い噛み合わせ治療を提供するため、新しい知識や技術を取り入れていきたいと思います。
幼いお子さまの治療では、ご本人の自主性や治療意欲を大切に
お子さまの治療をする際は、生活習慣に着目し、その面でのアドバイスも差し上げるようにしています。食生活や歯磨きの習慣についてなどですね。現状の生活習慣については親御さまから伺うこともありますし、お口を診察するなかで気付くこともあります。
なお、無理やりな治療はしません。お子さまの自主性や治療意欲を大事にしたいからです。歯磨きとか、できることからスタートします。最終的には、自らお口を開け、治療について理解して、一緒に治療していけるようになるのが目標です。
お子さまの歯科検診などを通じ、地域社会に貢献
私は今治市の歯科医師会に入っており、その活動の一環としてお子さまの歯科検診を担っています。「1歳6か月児健康診査」と「3歳児健康診査」です。また、訪問歯科診療を行っており、近隣の介護施設の提携歯科医院となっております。
こうした活動や日々の診療を通じて、今治市の皆さまに貢献したいと思います。